米ブルームバーグ通信などは10日までに、イタリアが中国の巨大経済圏構想「一帯一路」からの離脱を検討していると報じた。
中国外務省の汪文斌副報道局長は10日の記者会見で「中国とイタリアは一帯一路で大きな成果を上げており、さらに協力を強化すべきだ」と述べ、残留するよう呼びかけた。

イタリアは先進7カ国(G7)で唯一、中国と覚書を結んで一帯一路に参画している。
一帯一路は習近平国家主席が提唱してから今年で10年の節目を迎えるが、イタリアが離脱すれば中国に痛手となりそうだ。
https://www.sankei.com/article/20230510-G67CHNHJTRMIXEJGUAXYFPUYQY/