アメリカが中国に圧勝したフィリピン争奪戦
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9c05c56ece5cd520c1a57b1aac93b7d889dc5a3?page=7

ドゥテルテ前大統領が2016年に初めて訪中した際は、
中国政府は90億ドルの政府開発援助(ODA)と150億ドルの企業投資の
計240億ドルの経済協力を約束した。
ところが6年後に政権交代した時点で完成した事業は、マニラ市の橋梁などごくわずか。
金額でいえば約束の数分の一も果たされなかったという。
安倍晋三元首相が2017年にドゥテルテ政権に約束した
5年で1兆円規模の支援・投資が実行されたのと好対照だった。

中国政府は2023年1月のマルコス氏が訪中した際、企業投資を中心に
ODAも合わせ総額253億ドルの経済協力を約束した。
金額でいえば、ドゥテルテ氏への約束やマルコス氏が前後に訪れた日米などを上回るが、
フィリピンでは中国の口約束を額面通り受け取る向きはもはやいない。