ウニ漁中の73歳男性死亡 いわき市の沖合 先週もアワビ漁中に男性死亡 福島
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1beeff4a91eb1357f13a58504b17aafa2f8207f

福島県いわき市の沖合で、ウニ漁をしていた男性が、
意識のない状態で引きあげられ、その後死亡が確認されました。

福島海上保安部によりますと、死亡したのは、いわき市の団体職員で、
江名採鮑組合の組合員・戸辺常義さん(73)です。

戸辺さんは10日午前9時40分ごろ、同僚ら2人と小型漁船で江名港を出港し、
午前9時50分ごろからボンベを着けてウニ漁を行っていました。
しかし、午前10時半前、いわき市の合磯岬の沖合東約200メートルの海域で、
海面に浮上してきたため、同僚らが船に引きあげたところ、
戸辺さんは意識がない状態だったということです。

戸辺さんは、救急車でいわき市内の病院に運ばれましたが、
およそ1時間半後に死亡が確認されました。
戸辺さんに目立った外傷はなく、身に着ける装備に異常もなかったということで、
福島海上保安部は、事故の原因などを調べています。

いわき市の沖合では、5月5日にもアワビ漁をしていた80代の男性が死亡したばかりです。

福島海上保安部では、漁をする際は、体調を万全にして安全な装備を付けて作業をするよう
引き続き注意を呼びかけています。