ラグビー 日本が世界最上位グループ入り 土田会長「トップユニオンと肩を並べることが…誠に光栄」

 国際統括団体ワールドラグビー(WR)が11日、理事会を開き、世界の強豪を指す最上位グループに日本を入れることを承認した。

 従来「ティア1」と呼んでいた10カ国・地域の枠組みを再編し、名称は「ハイパフォーマンスユニオン」に変更。日本は今後、世界強豪国との対戦機会の増加が期待される。また、WR理事会における投票権は2票から3票に増えた。

 日本協会の土田雅人会長は同協会を通じて「このたび日本がハイパフォーマンスユニオンとしてワールドラグビーから認められ、世界のラグビー界を率いるトップユニオンと肩を並べることができますことを、誠に光栄に存じます」と喜びを報告。「ジャパンラグビーの歴史に恥じぬよう気持ちを引き締め、引き続き日本、アジア、そして世界のラグビーの発展に貢献していきたい」などとコメントした。

 また、岩渕健輔専務理事は「ワールドラグビーの決議の場においてジャパンラグビーの存在感が増すこと、そして他のハイパフォーマンスユニオンとの関係性をより強化することができますことを期待しております」としたうえで、「日本代表チームのパフォーマンスレベルを向上させるとともに、協会の組織運営やマネジメントの構造強化に努め、日本、アジア、そして世界のラグビーの発展へ向けより一層の努力をしてまいりたい」とコメントした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dbe3ea3429c6ccd0ab0e73fb4c1cef106b62e3d