シンパパとなった男性の苦悩「世間の目は痛かったです」

「レベルが違うのは承知のうえですが……」と、重たい口を開いてくれたのは小畑達也さん(36・仮名)だ。
小畑さんも、いわゆるキャリアウーマンの奥さんと離婚した経験者である。

「みきママほどの稼ぎも知名度も、もちろんありませんが、彼女は年収1400万円ほどありました」
3歳年下の小畑さんの元妻は、幅広くマーケティングとコンサルティング業を手がけていたという。

「結婚した当初、彼女はフリーターでした。子どもも生まれたので、しばらく専業主婦だったんですが、
『少しでも僕を助けたい』という気持ちで始めた、ネット関連のマーケティングが大当たり。
どんどん月収が上がり、僕よりも稼げるようになると『立場を交代したい』と言われました」

専業主夫になることに抵抗があった小畑さんは、共働きの提案をしたが、
元妻のプレゼンに、言い返す言葉がなくなってしまったという。

「どう計算しても、彼女が働いたほうが世帯年収が上がるんです。
仕方なく、僕が会社をやめて雑用などをこなし、家事を全面的にサポートする、という生活が始まりました」

だが、その生活は「地獄だった」と話す。
https://news.livedoor.com/article/detail/23990264/