
「不必要な人はいない」 米大使ら動画で「LGBTQI+」支援表明
エマニュエル駐日米大使は12日、15の国と地域の在日外国公館の大使らが出演する動画を投稿し、「LGBTQI+(LGBTを含めた多様な性)コミュニティーを支援し、差別に反対する」と呼びかけた。
エマニュエル氏は動画で「素晴らしい未来を築く上で不必要な人はおらず、今こそ、その未来を作るときだ。これから行く道を過去に決めさせてはならない」と述べた。
さらに、「気候変動・戦争・内乱・飢餓などの課題を前に、共に人生を築きたいと願って愛し合う2人の問題に立ち入ることに、我々の時間を費やすべきだろうか」と呼びかけた。
駐日欧州連合(EU)大使のパケ氏は「性差別やLGBTQI+コミュニティーに対する差別は間違っている」と述べた上で、「それを防ぐためには法律が必要だ」と訴えた。
日本ではLGBTQI+への差別を禁じる法律や規定がなく、19日から広島で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)の参加国と比較しても、法的整備で後れをとっているとの見方がある。
性的少数者への理解を促す「LGBT理解増進法案」は、自民党が党内の保守派議員らに配慮して、超党派で合意した法案の文言の修正を検討しており、G7前の成立は困難な状況だ。(河野光汰)
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