サムスン電子が頑なに「Samsung」をひた隠しにしてきた背景にあるのが「年配層を中心に韓国企業のイメージがあまり良くなかった」というのを配慮していたからとされている。

 昔の韓国電機メーカーは「日本の電機メーカーの模倣品ばかりで、安かろう、悪かろう」という印象が強かったようだ。

 そのため、世界ではSamsungブランドだったにも関わらず、唯一、日本だけSamsungを一切使わずGalaxyだけを訴求してきたのだった。

 しかし、ここ数年、若者を中心にK-Popやドラマなど韓国文化が日本に定着。東京・原宿にあるGalaxyの旗艦店でもBTSコーナーを設けることで、若い女性がiPhoneを片手に殺到するなど、GalaxyやSamsungという企業にユーザーが高い関心を示すようになった。

もはや、かつてのネガティブなイメージは薄れていると判断し、長年、検討課題であった「Samsung」ブランドの復活に舵を切ることになったのだ。

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