13日午前、愛知県稲沢市にある農協のスーパーに80歳の男性が運転する乗用車が突っ込み、客と従業員のあわせて5人がけがをしました。

警察は、運転していた男性が、サイドブレーキを引いたまま車を発進させ、強くアクセルを踏み込んだとみて詳しい状況を調べています。

13日午前9時半すぎ、愛知県稲沢市国府宮で農協が運営するスーパー「産直広場国府宮店」に、80歳の男性が運転する乗用車が店のガラスを破って突っ込みました。

警察によりますと、この事故で買い物に来ていた客4人と従業員1人の、あわせて5人がけがをして病院に搬送されました。

このうち、60代から70代の女性の客3人が骨を折る大けがをしたほか、残りの2人も脚や手を打撲するけがをしました。

車を運転していた80歳の男性にけがはありませんでした。

警察によりますと、男性の車は、サイドブレーキをひいた状態のままだったということで、
男性は「駐車場から車を発進させた際、動かなかったので、強くアクセルを踏んだところ店に突っ込んだ」という趣旨の話をしているということです。

警察は、男性がサイドブレーキを引いたまま車を発進させ、強くアクセルを踏み込んだことが事故の原因とみて、詳しい状況を調べています。