>>167
日本の礎は、皇室そのものではなく、二重構造にあると思う。
権威や象徴としての天皇、および、実権を握る権力者、の二重構造。
実権は、古代においては豪族、忠誠においては摂関、近世においては将軍だった。

明治から戦前にかけての暴走は、二重構造の伝統を否定し、権威と権力の両方を天皇一人に集中させてしまったことで起きたものだと思う。