さらに、「(反日などと)そんなことを言う人たち、いい加減にしてほしいですね」「文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が隣国(日本)を敵に回した時、私たち在日韓国人はとてもつらかったです。その分、今、韓日関係の雪解けを進めてくれている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領には感謝しています」と語った。「尹さん(尹大統領に対する日本式の尊称)はやはり格好いいところがあります。韓半島(朝鮮半島)の真の男です」「日本の岸田文雄首相も歴史問題について『心が痛む』と言いました。『謝罪する』という言葉は使いませんでしたが、(在日韓国人の)私には理解できます」と話した。
そして、張本さんは「60歳までは(原爆の)惨状を展示した広島平和記念資料館に一度も行けませんでした。2回ほど資料館の入口までは行きましたが、手が震えて入れませんでした」と打ち明けた。「初めて資料館に行った時、小学生がはくサイズくらいの小さなスカートを見て、『こんなに小さな子も死んだんだ』と涙がこぼれましたが…」と言いかけて言葉に詰まった。それでも、泣き声まじりに語り続けた。「館員がそばに来て、『高校3年生の服です』と言いました。被爆すると人もこんなに小さくなるのだろうと思うと、涙がこみ上げました」。