走行中の列車の窓破損、乗客けがなし 福岡のJR香椎線

 JR九州は13日、香椎線の列車が走行中、窓ガラスが割れたと発表した。乗客らにけがはないという。原因を調べている。

 発表によると、13日午後6時10分ごろ、香椎発宇美行きの下り普通列車(乗客約80人、2両編成)が土井(福岡市東区)―伊賀(粕屋町)間を走行中、
2両目の窓ガラス全体が割れたという。列車の非常ボタンが押され、「ガラスが割れています」と乗客から通報があった。

 列車は駅間で停車し、乗客を1両目に移動させてから伊賀駅へ移動。仮処置をした後、午後6時38分に運転を再開したという。

 この影響で、上り普通列車1本が運休。上下計5本に最大36分の遅れが出て、約350人に影響があったという。(鈴木優香)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR5F6TH2R5FTIPE00D.html
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