韓国で「じつは反日が嫌だった」「韓国より日本がすごい」の“意外すぎる現実”…! 「在日3世」の私が驚いた“日本ブーム”のすごい盛り上がりと、「韓国は日本を超えた」からの大逆転劇の中身

韓国で「さらば、反日」…!

日本からの岸田総理の訪韓を契機にして、日韓問題の改善のスピードアップ感が増している。

韓国では相変わらず「訪日旅行」の予定を組む韓国人が増え続けているが、そうした中で、訪日で観光するだけでは満足できないのか、最近では韓国内でも日本製品が品薄になる現象が続々と起きているのだ。

5月9日、韓国メディアの朝鮮日報から『「ノージャパン」は昔話、市場は「イエスジャパン」···酒類·服·車の輸入急増』という見出しの記事が出された。

内容は韓国内で日本製品が売れているというものだが、最近では売れすぎて「アサヒビール・スーパードライ」をコンビニでは隠しながら売っているにもかかわらず、問い合わせが殺到して30分で入荷分が完売という店主の声まで紹介されていたから驚きだ。

そもそも「ローソク集会」や、文在寅政権時代の「チョグク擁護集会」が開催されていた“反日全盛期”ですら、じつは韓国では「昼は反日、夜はアサヒビール」という隠語があったくらいだ。

当時はこっそり日本製品を楽しんでいたわけだ。

文在寅政権下の末期にはポケモンパンが流行り、その時も夜な夜なコンビニを回る父兄が多かった。それが、いまは大手を振るって、日本製ビールを購入するために殺到するようになっているというわけだ。

私の実感からしても、日本のビールは去年の夏頃から今年の1月まで私の住むカンナムのセブンイレブンでも売ってはいたが、いつでもあればあるだけ買えるほどだった。それがいまは即完売なのだから、日本人気に火がついていることは間違いないだろう。

韓国では政権が変われば「3歩歩けば……」というように、社会自体も大きく変わる。つい先日まで反日・不買を叫んでいたのが、いまの韓国内での日本ブームもその反動もあるのか、拍車をかけて日本製品が品薄状態に陥っている側面もあるだろう。

じつは、文在寅政権下で「ハイボール」が流行ったこともあった。

よくよく考えるとこの時、「ハイボール」が流行っているにもかかわらずサントリーが韓国で左派の攻撃を免れたのは、左派活動家が高齢で「ハイボール」についてよく知らなかったのではと思える。

一方で、日本で大人気の「ハイボール」は韓国の若者は皆知っていた。もしかしてこの流行は、文在寅政権下で「抑制された反日」を交わすストレスの抜け道だったのではといまになっては考えてしまう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d9953bc8f4f1434cef62eba446f2da95cc519bc