今が旬!「日帰りカツオ」大漁 尾鷲魚市場

尾鷲市の尾鷲魚市場では11日、旬を迎えているカツオが約2トンの大漁となった。5~7キロ台の丸々とした大物も多く、
今後の活況に期待が高まった。

正午すぎ、たくさんのカツオを積んだ船が港に着くと、漁協の職員らが協力して水揚げに取り掛かった。1匹ずつ計量し、
重さごとにかごに分けると、用意したトロ箱やタンクに入れていった。

早朝に沖に出て、その日のうちに水揚げされることから「日帰りカツオ」と呼ばれる。今月から一本釣りが始まったが、
これまでは4キロ台までのものが中心で、1日の漁獲量も1トン前後だった。

三重外湾漁協尾鷲事業所の太田尚さん(43)は「今日はまとまった量が揚がり、大きかったので良い値段がついた。
これからも好調が期待できる」と話した。

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