“ゼルダ休み”を報告するゲームファンが続出。「だって発売日にやりたいから」広がるゲーム休暇、企業が認めるケースも

「ゼルダ休み取ったぞー!!」
任天堂発の人気ゲーム『ゼルダの伝説』の最新作が5月12日に発売された。Twitterでは発売日当日にプレイを楽しみたい人たちが「ゼルダ休み」を取ったことを報告するツイートが相次いでいる。
Twitterでは過去にも「モンハン(モンスターハンター)休暇」「ポケモン(ポケットモンスター)休暇」などが日本のトレンドとなったが、それと同様のSNSでの盛り上がりだ。このような「ゲーム休暇」はいわゆる“推し休暇“の一つとして、好きなことやモノを楽しむために休みを取る風潮が広がりつつある。
「ゼルダ休み取ってるもん!」広がるゲーム休暇
『ゼルダの伝説』の最新作は「ティアーズ オブ ザ キングダム」。ゲームはNintendo Switchでプレイすることができる。同ゲームシリーズの久しぶりの新作とあって、ゲームファンは発売前から高い期待を寄せていたようだ。
発売日の1週間前からSNSでは「ゼルダ休みとってるもん!」「休み取ったからゆっくりやる」などとツイートする人もいた。
人気ゲームの発売日に休みを取得する動きは広がっていて、2022年11月に『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が発売された日に同様な動きがみられたのは記憶にも新しい。
ちなみに、この時も約3年ぶりとなるシリーズの新作発売で注目度は高かった。謎解きクリエイターでRIDDLERの代表取締役を務める松丸亮吾さんも当時、Twitterで「会社の子が休暇届もってきたので受理しました」とツイートしていた。
そもそも本来、有給休暇などの取得は働く従業員の権利だが、近年ではゲームやライブなど趣味を楽しむために躊躇することなく積極的に有給休暇を取得する動きが広がりを見せていて、快く休暇を認める企業も出てきている。
いわゆる“推し休暇”といわれるもので、好きなことやモノを楽しむために休みを取るという風潮だ。
ゲームに限らず、プライベートで好きなことを思いきり楽しむ時間は仕事へのモチベーションを向上させることに繋がるかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/da73bf5f4bf2df51dafdb48fa5fcb2ec0e87af27