フランスでスポーツ大臣を務めるアメリー・ウデア・カステラ氏がLGBT支援ユニホームの着用を拒否した選手への制裁を要求した。

 フランスリーグでは17日にLGBTを支援するため、選手たちに虹色の背番号が施されたユニホームの着用を求めた。しかし一部選手がキャンペーンへの参加を拒否し、チームはメンバーからの除外を決断した。英メディア「BBC」によると、同氏は「制裁を加えるのはクラブの責任だ。差別禁止という基本的なテーマに関して全クラブが参加する作戦の際、姿を見せなければならない」とし、不参加組への厳罰を求めたという。

 トゥールーズのモロッコ代表FWザカリア・アブフラル(23)も欠場を選択した一人だ。自身のSNSを更新し「敬意は私が大切にしている価値観です。それは他人にも当てはまりますが、私自身の個人的な信念に対する敬意を含まれます。したがって私はこのキャンペーンに参加する最適な人間ではありません」と書き込んだ。

 またブレストのエリック・ロワ監督は「このプログラムは壊滅的だ。誰もが自分の意見を言うのは自由だ。しかし、それに問題を抱えている選手たちがいることも理解が必要だ」と語ったという。

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