パワハラ、セクハラはやったらあかん(´・ω・`)


片岡仁左衛門一家殺害事件

片岡仁左衛門一家殺害事件(かたおかにざえもん いっか さつがい じけん)は、1946年(昭和21年)3月に発生した殺人事件である。歌舞伎役者一家5人が住み込みの男に殺された。

殺されたのは、片岡仁左衛門(当時65歳)、その妻で元日活女優の小町とし子(当時26歳)、四男(当時2歳)、女中2人(当時12歳と当時69歳)である。5人とも頭を薪割り用の斧で殴られていた。特にとし子は頭部をめった打ちにされていた。

捜査によって、犯人Iは仁左衛門宅に座付見習作家として住み込みで働いていたが、戦後間もない当時の食料事情の悪さなどから配給米を不当に搾取され、1日2食(合計米1合3勺程度)しか与えられていなかったことと、とし子との諍いや、事件直前に仁左衛門がIを「座付き作家としてセンスがない」などと罵倒したことが犯行の動機になったと伝えられている。