(ヽ´ん`)「おいでー こっちにおいでー かきがあるよー」女子「イヤァーーーーーーーーーッ!!!」 [732289945]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
2006年4月号掲載「林間学校集団ヒステリー事件の真相」
https://kakuyomu.jp/works/16817330652495155185/episodes/16817330652620327747
関西の名門私立R中学校は、2002年に報道された林間学校での集団ヒステリー事件で全国区の知名度となった。生徒をはじめ多くの目撃者が証言したその内容は常識では考えられないものだったのである。
怪奇事件として多くのメディアを騒がせつつも集団ヒステリーが原因として一応の解決を迎えたこの事件、当時同中学2年生であり、林間学校で事件を目の当たりにしというAさんに独占インタビューを敢行。以下がその全文である。
(中略)
男子は大声で上の階のベランダにいる子と伝言ゲームしたりしてましたね。
私はそのとき部屋で仲良しの子とトランプしてたんですけど、ベランダのほうが騒がしくてなってきて。気になってベランダに出てる子に声かけてみると「変な声がする」っていうんですね。「えー。怖いねー」なんて言いながらわたしたちもベランダに出ました。
もうその頃には各部屋のベランダにみんなぎゅうぎゅうになって身を乗り出してて、上の階のベランダからも「え? なに?」とか「聞こえる?」とか声が聞こえてきました。
確かによく耳を澄ませてみると林の奥のほうから聞こえてくるんです。
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:: EXT was configured
そのとき、隣のベランダの女の子が林に向かって大きめの声で言ったんです。
「どうかしましたか?」
その子は別のクラスの学級委員長だったんですけど、生徒会にも立候補してたので、私も顔は知ってました。多分その子のことだから、冷やかし目的じゃなくて本当にどういうつもりなのかを確認しようとしてるんだろうなと思いました。
ほかにベランダに出てた子たちもなんとなく、その子の呼びかけに対しての向こうの返答を待つみたいな雰囲気になって、一気に静かになったのを憶えてます。
「おいでー こっちにおいでー かきがあるよー」
はっきりした声で、そんなことを言ったんです。でも、なんていうのかな。心がこもってないっていうか、本当に棒読みをしているみたいな感じで。もっというと、日本語の意味をわかってないひとが話してるみたいな。人の真似をした動物が話してるみたいな感じでした。
みんな怖いよりも先にあっけにとられてしまっていたんですが、その女の子がこう聞き返しました。声がちょっと震えてたのを憶えてます。
「どういう意味ですか?」
この言葉を言い終わらないうちに、声が聞こえはじめました。
「おいでー こっちにおいでー かきがあるよー おいでー こっちにおいでー かきがあるよー おいでー こっちにおいでー かきがあるよー おいでー こっちにおいでー かきがあるよー」
繰り返しはじめたんです。
ほかのベランダの誰かが「いやー!」って叫んだのがきっかけで、みんな半狂乱で部屋に戻りはじめました。
私たちもほとんど泣きながら急いで部屋に戻ろうとしたんですが、急に「おい! 誰だ!」っていう怒鳴り声が聞こえて先生が来たんだと気づきました。私のいる部屋からは角度的に見えませんでしたが、2階のどこかのベランダに先生がきた様子は伝わってきました。そのとき私はもう部屋の中に半身を入れて振り返る形になってましたが、パッと丸い光が林に当てられたんです。先生が懐中電灯を当てたんだと思います。
しばらく光はウロウロ林の中を照らしてましたが、そこに一瞬なにかが照らされたんです。
今でもあれが何かはわからないんですが、多分人だったと思います。全部が見えたわけじゃないんです。照らされたのは足元だけでした。異様に白くて大きなはだかの足。靴も履いてなくてはだしでした。すごく大きかったんです。あの足の大きさだと、全身は3メートルぐらいになるんじゃないかな。それが、サッて走っていったんです。 彡⌒ ミ
(´・ん・`) これはフェイクニュースだな…
_ ( / ̄ ̄/
\/__/ ̄ 妖怪柿男
ある晩、背のとても高い真っ赤な色をした男がやってくる。下女が青くなってふるえていると男は「串をもってこい」という。持って行くと今度は「俺の尻くじれ、俺の尻くじれ」という。ふるえながら男の尻をえぐると、今度は「なめろなめろ」と言って帰った。なめてみるととても甘い柿の味がした。 民俗学や土着信仰っぽい面白ホラー始まったと思ったら案外ひねりもなく普通にストンと終わっちゃって残念
しまいには作者も表に出てきてベラベラ喋りだしたりとガッカリ感が強めに残ってしまった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています