珍名力士そろう式秀部屋に新たな珍名誕生「阪神ファンかと間違えられる」と本人苦笑いのしこ名は(日刊スポーツ)
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ユニークなしこ名の力士が多く所属する式秀部屋に、今場所から新たな珍名が加わった。

西序二段90枚目の爆虎神千将(23、ばくこしん・せんすけ)。17年春場所で初土俵を踏み、「佐藤桜」→「二本松」としこ名を変えてきた。今回について「阪神ファンなのかと間違えられるんですが…」と苦笑いしつつ、中国の春秋戦国時代を舞台とした人気漫画「キングダム」に登場する好きなキャラクターが由来と説明した。

この作品が好きだという爆虎神は「先陣を切って敵軍に攻め入る姿がかっこよかった」と武将の縛虎申(ばくこしん)の生きざまに感化された。先場所中に師匠の式秀親方(元前頭北桜)に相談し、改名の了承を得た。「やるか、やられるかの戦いは、土俵の上でも同じ。自分から前に出て果敢に攻め込んで、白星をつかみたい」。その効果か、2連敗後に2連勝で星を五分に戻してきた。

同部屋にはほかに、爆羅騎(ばらき)、大当利(おおあたり)、宇瑠寅(うるとら)、我妻桜(あがづまざくら)などの珍名力士がいる。式秀親方は「しこ名は力士にとっての看板。本人たちの意欲や頑張る起爆剤につながったら」と期待した。【平山連】(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「大相撲裏話」)