文化庁は22日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する宗教法人法に基づく6回目の質問権を行使するため、宗教法人審議会を24日に開き、新たな質問内容を諮問すると明らかにした。審議会の了承が得られれば24日午後にも教団に新たな質問を送付する。6回目の回答期限は6月以降になるとみられる。

文化庁は昨年11月以降、教団に対し、活動実態の解明に向けて質問権を計5回行使した。しかし、教団側の回答内容は乏しく、文化庁が裁判所への解散命令請求の可否判断ができる状況には至っていない。

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