そして店側も、10代の女性が売春で貢ぐお金を作っていることは当然承知している。歌舞伎町のメンコンでキャストをしていた20代の男性は、その“えげつない”営業手法をこう語る。

「営業前のミーティングで、店の幹部が『女なんてその気になれば月400万稼げる。あいつらはパンツでも身体でも売れるんだから』とか普通に言いますからね。店もキャストも、未成年の女の子に売春させることを特に何とも思っていないですよ。むしろ売春前提で売り上げてなんぼの世界です。

 店がそういった教育方針だったためか、キャストも女の子に『あと20万で一緒にカラオケ行けるよ』とか言って、もっと金を出すように要求していました。お金がない女の子には大久保公園の存在を教えたり、風俗を案内したりすることも普通にありました」

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