長岡市に住む西山謙介さん(75)。父・喜代次さんが広島で被ばくしたいわゆる「被爆2世」です。G7広島サミットを見て落胆していました。

■県原爆被害者の会事務局長(被ばく2世)西山謙介さん
「会議の中身やら掲げた方針なんかを見るとがっかりするしかないですね。核なき世界に向けてどうやっていくのかっていう道筋だけでも明らかにしてもらいたかったなと思っていたんですけど」

県原爆被害者の会の事務局長を務める西山さん。核廃絶への流れを期待しましたが具体策は見えなかったと指摘します。

■県原爆被害者の会事務局長(被ばく2世)西山謙介さん
「マスコミの注目がゼレンスキーさんに集まってしまってヒロシマや核兵器の問題が若干薄れてしまったかな焦点が。中国や北朝鮮やロシアの核はダメだけれども私ら(G7)が持っている核は核抑止の為に必要なんだというトーンで。広島ビジョンですか書かれているんでそれがやっぱり残念でしょうがないですね」

歓迎と落胆が交錯したG7広島サミット。パフォーマンスに終わらせない実行が求められます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/930626f87db7fd7fce93ab7d6cfaf03c8252f3c3