駐日アフガニスタン大使が20日、甲府市で講演し、祖国の平和に日本の支援を求めた。

講演したのは駐日アフガニスタン大使のシャイダ・アブダリさんだ。山梨県立大学の教員と学生らでつくる団体がアフガニスタンの現状や文化などを知ってもらおうと企画した。

アブダリ大使は、イスラム主義勢力タリバンの実効支配で混乱が続く、祖国の現状を説明し「これからも日本からの支援を必要としている」などと訴えた。

また、山梨は農業が盛んなことに触れ、アフガニスタンの農業支援に山梨県民も役立てるなどと話した。

企画した県立大学のジェイソン准教授は「日本とは文化が似ているなど共通点も多く、アフガニスタンの存在を忘れないでほしい」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56728c4169444796df1b4ff28d21990f255d927b