
女性支援団体に対する執拗な嫌がらせの実態が明らかに
前掲のコラムで、Colaboによる支援事業のひとつ「バスカフェ」が迷惑系YouTuberらによる
直接的な妨害にあっているということを紹介したが、約半数の団体が支援事業に対する直接的な妨害を受けている。
事業所をネットに晒された影響で、無関係な人が事業所の周りで撮影や配信をしたりゴミ箱をあさったり、
関係者に不審なアプローチをしたりするなどの被害が半数の団体でみられた。
さらに絶対あってはならないはずの、支援を提供する場所やシェルターの住所や画像が晒された団体が4分の1存在した。
支援を必要とする女性にはDVや虐待からの被害者も多く、個人情報や居場所は絶対に知られてはならない。
こうした団体は引っ越しも検討せざるをえなくなり、活動に大きな支障が出ている。
さらにスタッフや事業所に危害を加えるという脅迫が延べ10件ほどみられた。
そうした脅迫がなかった団体は3団体にとどまった。
https://www.newsweekjapan.jp/fujisaki/2023/05/post-57_2.php