今月行われた東京の足立区議会議員選挙で初当選した女性区議が、偽ブランド品を販売したとして書類送検されていたことがわかりました。

捜査関係者や本人によりますと、足立区議会の和田愛子議員は去年5月、フランスのブランド「アニエスベー」の偽物のバッグ1点をフリマアプリで販売した商標法違反の疑いで、
今年3月、警視庁に書類送検されたということです。和田区議は今月9日、裁判所の略式命令を受け、罰金20万円を支払っていました。

日本テレビの取材に対し、和田区議は、2000円ほどの利益が出たが偽物との認識はなかったとした上で
「心から申し訳なく思っています。略式命令を重く受け止め、足立区の皆様の期待に応えられるよう精一杯頑張ります」とコメントしました。

和田区議は今月21日投開票の足立区議選で初当選していました。所属する立憲民主党都連によりますと、
和田区議から離党届が出されましたが、除籍処分にしたということです。