駅員が「いきなり殴られる」ケースが増加中 鉄道係員に対する暴力 発生しやすい「魔の時間帯」も!?


 暴力行為が発生する状況として、「酩酊している旅客を介助しようと近づいた時」や「突然暴力を振るわれるケース」が多く、22時以降の深夜帯に集中して発生しているといいます。加害者の年齢層は幅広く、飲酒している場合が多い傾向があります。
 
 そもそも「突然暴力を振るわれるケース」というのは、どういった状況なのでしょうか。協会では、具体的な事例も公表しています。

 それによると、「駅の終着駅で寝ていた旅客を起こし、付き添って歩いていたところ、突然旅客が駅係員のみぞおちを殴り、更に顔面を殴ってきた際に拳が鼻をかすめ、眼鏡が落下し傷ついた」、「車内のドアコックを操作した旅客が車内を徘徊し、他の利用者に危害を及ぼす恐れがあったため、駅係員が抑止しようとした際に拳で強打され負傷した」、「外国人旅客に突然スーツケースを投げつけられた」といったケースが発生しています。また、「暴力を振るわないでください」と注意したところ、更に激昂して殴られたというケースもあります。

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