三重県の県立高校で女子生徒の体を複数回触ったとして26歳の教諭が停職6か月の懲戒処分です。

きょう付で停職6か月の懲戒処分を受けたのは三重県の県立高校に勤務する26歳の男性教諭です。教育委員会によりますと、男性教諭は去年7月からことし3月にかけて、当時3年生の女子生徒に対して、うなじやお腹、足などを触ったほか、生徒を自家用車で自宅まで送る途中、ホテル近くを通った際に「寄っていくか」と話したほか、「自慰行為はしているのか」などと卑猥な発言をしたということです。

被害を受けた生徒が他の教諭に相談して発覚。男性教諭は教育委員会の聞き取りに「日ごろから相談を受けているうちに好意を抱くようになった」「触りたくて触った」などと話しているということで、25日付けで依願退職したということです。

教育委員会は「生徒の尊厳を侵害するもので、教職員のわいせつ行為防止に努める」などとコメントしています。

https://article.auone.jp/detail/1/2/2/340_2_r_20230525_1685001734795755