政府が2013年6月にまとめた「日本再興戦略」を巡り、
1人当たりの名目国民総所得(GNI)を「10年後に150万円以上増やす」とした目標の達成が困難となった。
目標額の半分しか届かない見通しで、生産性や賃金が上がらない日本経済の停滞を示す。
岸田政権は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の教訓を生かし、低成長から抜け出す道筋を描けるかが問われている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/245306