https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/07/news101.html
>ソフトバンクグループ(以下SBG)の孫正義代表取締役社長兼会長は2月6日、
>2018年度第3四半期決算説明会で、16年12月に約3000億円で取得した米NVIDIAの株式を全て売却したと発表した。

>SBGはNVIDIA株を平均単価105ドルで取得(のちにソフトバンク・ビジョン・ファンドに移管)。
>18年9月末に281ドルの高値を付けた後、12月には134ドルまで急落した。

> SBGは、サウジアラビア政府系ファンドとタッグを組んだ投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」(以下SVF)で、
>AI(人工知能)関連企業に10兆円規模の投資をする「AI群戦略」を16年から掲げている。
> NVIDIAもAI群戦略の投資先の1つだった。孫社長はNVIDIAを「AI革命をリードする企業として高く評価している」というが、
>そのような企業から資金を引き上げるのはAI群戦略と矛盾しているのではないか。
> そんな疑問に、孫社長は「いわば卒業だ」と答える。
> 「事業会社であれば、自らが使うなら(事業と関連するなら)ずっと持っていないといけないかもしれない。
>しかしSBGは純粋な持株会社。投資をして適切な段階で売却するのが日常の業務だ。
>投資先企業が伸び続けているときには持ち続けるが、伸びが成熟してきた頃、
>そして他の機関投資家や一般投資家に支えられてきた頃、彼らが独自に歩んでいくのはいずれかの時期でやってくる」(孫社長)