【グリーンファーム 木曽耕造代表】
「これはトウモロコシを中心にした配合飼料です。ほぼ100パーセント輸入品です。値上がりする以前からみたら約1.5倍になっています。今までの利益がゼロになって、まだマイナスになってます」

ロシアのウクライナ侵攻や急激な円安、世界的な需要の高まりなどによって牧草やトウモロコシの価格が跳ね上がりました。

100頭以上の乳牛がいる木曽さんの所では2年前と比べてエサ代が月に300万円ほど増えたというのです。

【グリーンファーム 木曽耕造代表】
「牛乳の売り上げの85%くらいがエサ代とお乳を集める経費です。もう利益は出ませんね…従業員の給料を減らすわけにいかないので、自分の給料を会社のほうに突っ込むかたちでやってます」


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こうしたエサ代の高騰に加え電気代や重機の燃料費などの高騰も重なりいま、乳牛を育てる酪農家の8割以上が赤字経営を強いられています。淡路島でもやむなく廃業した酪農家がいくつもあるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58e22c76a8dc8801e996280df647bfe0c410b228