https://rkb.jp/news-rkb/20220903001/

日本一危ない “ねじれた断層”が九州にあった 政府は地震発生確率「Sランク」に

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地震周期の“満期”が到来、マグニチュード7超える大地震のおそれ
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本当に怖いのは“未調査”の断層 リスク不明で対策も手つかず
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断層に並行して走る通勤電車
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条例で耐震性能をさらに引き上げ、コスト負担課題に
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結局は予知できない地震、 “確率1%未満”で起きた熊本地震
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生死を分ける身近な備えは「固定」すぐに取りかかりたい5つのポイント
国内に2000あるとされる活断層の中には大都市の地下に眠るものがある。九州最大都市・福岡市の真下を走る断層は17年前の大地震によって “ねじれ”が生じ、専門家は「日本一危ない断層」と呼ぶ。行政は東南海地方と同じ水準の耐震性能を目指す「条例」をつくり、建物の強じん化を急いでいるものの、コスト問題が立ちはだかっている。一方で、国内には対策がとられていない危険度が“未知数”の断層もまた数多く存在する。