6月22日に世界同時発売となる人気RPGシリーズ最新作の「FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16、以下FF16)」。しかし、サウジアラビアの視聴覚メディア一般委員会(GCAM)は、国内での発売中止を発表。日本のゲームソフトが特定の国で発売禁止になるのは異例の事態だが、具体的な理由は定かではない。

 GCAMはツイッターで「必要な修正が行われないため」と投稿しただけ。発売元のスクウェア・エニックスも今のところ、これに関する公式発表は行っていない。
 
 では、サウジアラビアはFF16のいったい何を問題視したのか。そこには厳格なイスラム教国家である同国特有の事情が関係している可能性が高いという。ゲーム業界に詳しいライターは次のように話す。

「業界内やネット上では主要キャラのひとりが性的マイノリティのLGBTQとの噂が流れており、もしこれが事実なら同性愛を違法とみなすイスラム法に反することになります」

https://article.auone.jp/detail/1/5/9/178_9_r_20230526_1685062932089384