「歌舞伎って本当、大変で。何が大変かと言うと、演出家を置かないから、役者さんが自分で演出をしないといけない。聞いた話だと、衣装とかも俳優さんが自分で決めないといけない。舞台稽古になって初めて先輩と衣装がかぶっていことが分かって急いで着替えるとか、そういう世界らしいんです」と続けると、「普通のお芝居よりもっと、もっと、俳優さんに負担がかかって、なおかつ毎月あるから、猿之助さんも今やっている舞台と同時進行で次の舞台の稽古をしなきゃいけない。その次の次の舞台も考えなきゃいけない」と指摘。