@urbangal_pink
外務省ではホテルの予約などは何もできないと。国は相変わらず緊急時何も役に立たないし、こういう時に自分の力で身を守れないものは切り捨てられる。
(コロナで2ヶ月フィリピンでロックダウンで外に出れず、飛行機13万かけて日本に帰ってきた私が言うんだから間違いない。)
ユナイテッド航空に電話をかけたら、担当者のお母さんくらいの女性に泣かれた。あなたのお気持ちを想うと本当に辛い気持ちでいっぱいですと言われ、
しかし飛行機は5/30までは絶対に飛ぶことはないと。家無き子となった我々は枯れ果てたグアムの街をバックパック片手に彷徨い歩き、
ハイアットのロビーであれば、自由に寝ていいし、私たちは水とWi-Fiを無料で提供しますと言ってもらえた。
しかしグアムのどこをさがしても、もうどこにもあなたの宿は無いでしょうと言われる。
諦めずにAirbnbで開いている宿を探し、すべてのポストに電話とメールをしたが、ほとんどが「電気水Wi-Fiなし、寝るだけ」で一泊1万円以上のもの。
流石に決断はできず、友人とハイアットの椅子で3日3晩過ごすことを検討し始めたところ、日本人の女性から連絡がきて、私たちの居場所を提供しますと。
この連絡が無かったら今頃我々はどうしていたんだろう?
安易に海外に来たつもりではありませんが、まさかここまで深刻な被災経験をすることになるとは思わず台風の次の日に開いていたお店はコンビニのABCマートのみ。
電気はもちろんなく、店員さんがレシートを手書きして、キャッシュのみ。
クレカ文化のアメリカで、キャッシュをそんなに持ってきてなかった我々は危うくここで食糧難になるところでした。
16時ごろでしたが、後からきた男の人に「もう閉店です」と声かけがあり、「家には何も食料がない。家族が4人俺を待ってるんだ。それでもお前は何も買わせないのか」と喧嘩になり、
横でカップラーメン片手にその様子を見ていた私はヒィィィと😭迅速な判断と運しだいでは地獄の生活と隣り合わせだなと。
海に行くとご覧の通り、ヤシの木は完全にハゲ散らかり街並みは崩壊しており、歩くのもやや危険。信号機は全て止まっているため、車はゆっくり走行、歩行者へ譲り合いの状況です。
Airbnbの予約は全く取れなかったけど、サポートセンターの方に「本当に心苦しい思いです。Airbnbでないサイトで予約しても我々が30%補填します」と言ってもらえて涙。
日本の国はいつも何もしてくれないけど、日本人はいつもこういう時に寄り添いの気持ちを伝えてくれて本当に支えになると思いました。
私や友人は身体は健康だし、英語も問題なく話せて、仕事はノマドワーカーなのでいつでも帰れるけれど、子供や若い女性、ご老人の方が同じ状況になったらと思うと本当にゾッとします。
英語が話せなかったら?ホテルを延泊するお金がなかったら?子供や病気の人と一緒にいたら?野宿なんてとんでもないけれど、私の選択肢として、50-60%の確率で今夜あり得た。
5/30に飛行機が飛ばなかったら今後もあり得る。同じくグアムに来た日本人でホテルが浸水した人もいらっしゃった。これがグアムの今の状況です。
友達はグアムでの結婚式の予定どころか、日本での大事な予定も全てキャンセルになっていて、早く日本に帰りたいね😭と心より5/30のフライトが飛び立つことを祈っています。
日本に帰れなくなる経験は私はくしくも2回目ですが(w)1回目のフィリピンで学んだことがあります「生きてるだけで丸儲け」と思うしか無いと。
日本の行政は何もしてくれなかったし、旅費は全部自腹だし、働けなかった時間分の給料の補填もないですが、まぁ生きていられただけラッキーだと思います。
最後に楽しんでた頃の写真載せときますねw