同居する父親の遺体を自宅に放置したとして起訴された、岩手県二戸市の51歳の男の初公判が26日盛岡地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

 死体遺棄の罪に問われているのは、二戸市野々上の無職・日山譲治被告(51)です。
 起訴状によりますと日山被告は今年1月20日ごろ、自宅で同居する父親の茂男さん(当時82)が亡くなっていることに気付いたにも関わらず、3月10日までの間、遺体を自宅に放置したとされています。
 26日の初公判で日山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた上で、「仕事に追われ物理的にも精神的にも余裕がなく通報できなかった。大変申し訳なく思っている」と述べました。