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情報の後出し
情報の後出し、これは言い換えれば情報の後付けとも言える。元々存在しない設定や情報を、話の都合で後からぽんと付け加えてしまう行為だ。ミステリなら、散々物語を進めておいて、それまでに出てこなかった証拠などを利用して事件を解決したり、唐突に出てきた新キャラを犯人にしてしまうような行為がこれにあたる。後出しジャンケンなわけで、読者からすればそんなこといきなり言われても、と思う感じが強い。

水星の魔女のプロローグと1〜12話を見比べてみるとスレッタはエリクト(サイコパス)として行動しており、プロローグに姉はいなかったし、5話では兄弟はいない、小さい頃に父親が死んだと言っているから同一人物だとわかる。ところが2期に入るとスレッタには姉エリクトがいたことになり、スレッタはクローンだから捨てられてしまい、プロスペラは自作自演で戦争を起こし、かつての仲間であるオックスアースに対して許せないわよねと言い出してMSを焼き払う。
Zで例えるとカミーユが突然、エゥーゴやカラバは許せないよなと言い出して仲間をメガビームランチャーで焼き払ったような感じ。ほぼカテジナの手口。