アフリカ中部ウガンダのムセベニ大統領は29日、世界で最も厳しいとされる「反同性愛」法案に署名し、同法が成立した。

 大統領府などが明らかにした。

 新法では、同性愛者と自認することは罪に問われないものの、「同性愛行為への関与」には終身刑が科せられる。ムセベニ氏は「加重同性愛」の行為は死刑とする規定の削除を進言したが、議会側が拒否したため、再犯者は死刑となる可能性があるという。ウガンダでは長年死刑は執行されていない。

 法案は米国や欧州連合(EU)、国際人権団体から非難を浴びたが、ウガンダ国内の世論は支持する声が多い。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e26928eaeebc6657c3fd631f27c3986024c417