見た目はいかついけど味は絶品!知る人ぞ知る金沢名物「ゴリ料理」を調査【石川発】(FNNプライムオンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/22d362067e575151de19897d928ce5cf584977ec

(前略

金沢漁業協同組合 八田伸一組合長:
金沢ではカジカのことをゴリと呼びます。ゴリと呼ばれる魚は地方によって種類が違うようで金沢では体長10センチ前後の淡水魚カジカを指す。

ちなみにゴリは漢字で書くと魚へんに休むと書いて「鮴」。

八田組合長:
石と石の間や石の裏の方にいるんですけど、そんなにしょっちゅう動いていないでずっと止まっている。

ゴリは泳ぎがあまり得意ではなく石と石の間でじっとしていることが多いのだそう。それで魚へんに休むと書いてゴリだそう。よく使われるあの言葉もゴリが関係しているようだ。

八田組合長:
自分の主義主張を通すことをごり押しと言うが、これはゴリ漁から出た言葉です。

八田組合長が持っている道具に秘密がある。

八田組合長:
この道具で石を動かすと、ゴリがびっくりしてかごの中に入る。無理やりゴリを追い出す漁法から“ごり押し”という言葉が生まれたんですね。

(中略

髙﨑さん:
川魚は生きているのを料理するのが基本なんです。まずはお刺身、身は2切れしかとれません。

ゴリの価格は1匹500円ほどだそう。2切れの刺身でこの値段…確かに高級魚だ。2品目は最もダイレクトにゴリならではの味わいが出るという唐揚げ。低温からじっくりと揚げていく。

出来上がったのはプリプリのきれいな刺身と、ゴリをまるごと使った唐揚げ。

髙﨑さん:
地元でも食べたことがある人は少なくなってきている。一度食べたらまた食べたくなると思うので、是非一度食べてみてほしいと思います。

(後略