愛知県新城市でキャンプ場を経営する男が、利用客10人が着替える様子を脱衣場で盗撮した上、児童ポルノを製造した罪で起訴されていたことがわかりました。

起訴されたのは、静岡県浜松市に住む吉村辰馬被告(68)です。起訴状などによりますと、吉村被告は自身が経営する愛知県新城市のキャンプ場の脱衣場に小型カメラを設置し、2020年11月頃から2023年3月頃にかけて、利用客9人が着替える様子を盗撮した県の迷惑行為防止条例違反の罪と、2021年8月頃、18歳未満の少女が着替える様子を盗撮して動画を保存した児童ポルノ禁止法違反の罪に問われています。

吉村被告はキャンプ場の管理人室で女性客2人の体を触ったとして逮捕されましたが、強制わいせつの容疑については不起訴処分になっています。

吉村被告が経営するキャンプ場で妻が盗撮の被害に遭ったという男性が、CBCテレビの取材に応じました。

(被害者の夫)
「『五右衛門風呂ができたから入ってみないか』と誘われた」「薪でたくが、その薪の中に(カメラが)隠してあったらしい」

男性の妻は、吉村被告が保存していた盗撮画像のなかに自分が映っていることを警察署で確認し、被害届を提出しました。警察は吉村被告の余罪を捜査しています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/514048?display=1