https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230531/6040017835.html

久慈 県職員が酒を飲んだあと車運転し事故起こした疑いで検挙

久慈市にある県北広域振興局の50代の職員が、30日夜、酒を飲んだあとに車を運転して事故を起こし、酒気帯び運転の疑いで検挙されました。

県によりますと、検挙されたのは県北広域振興局の土木部に勤務する50代の会計年度任用職員です。

30日午後11時半頃、久慈市小久慈町の県道で車を運転中、ガードレールや電柱に衝突する事故を起こし、首や腰に軽いけがをして病院で手当てを受けました。

この際、現場での検査で、基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで検挙されました。

県の聞き取りに対し職員は30日正午から午後2時ごろにかけて自宅で焼酎を飲み、仮眠を取ったあと、当直勤務のため、車で勤務先に向かっていたと話しているということです。

そのうえで「アルコールが抜けていると思っていた。深く反省しています」と話しているということです。

県の知事部局の職員が飲酒運転で検挙されたのは2020年以来です。

県は「信頼を裏切る行為で心からおわびします。服務規律の確保に向け、再度、周知徹底を図ります」としています。