有害鳥獣対策をしてきた長野市の「地域おこし協力隊員」の女性が猟師となった。
さらに、このほどジビエ料理専門店も開き地域に貢献しようとしている。

2023年3月にオープンした長野市若穂保科のジビエ食堂「イノシカ」。主に地元で捕れた鹿肉を使った料理を提供している。
鹿肉のチャーシューを切る小野寺可菜子さん(35)。店のオーナーだ。

ジビエ食堂「イノシカ」・小野寺可菜子さん:
「牛と比べると煮込み方が倍くらい違うので、基本的に火を通すのは圧力鍋か低温調理で柔らかさを重視して」
店は口コミで評判となり、週末の昼時はほぼ満席だ。

料理に腕を振るう小野寺さん。実は、自身も狩猟免許を持つ猟師。自分で仕留めた獲物の肉を提供することもある。
小野寺さんは岩手県出身。結婚後は埼玉県などに住んでいたが、コロナ禍での都会生活に息苦しさを感じ、2年前の1月、夫婦で若穂地区に移住。
地域おこし協力隊員として有害鳥獣対策を担当してきた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7442acda49364f0977bf103a5c7570dd74d624cf
https://i.imgur.com/jPbhaww.jpg