ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は2日、ロシア軍がワグネル部隊に対し爆発物を仕掛けたと非難した。

プリゴジン氏はメッセージアプリ「テレグラム」に対し、
同氏の隊員が、ロシア国防省当局者が後方地域に数百個の対戦車地雷を含む様々な爆発物を仕掛けた場所を数十カ所発見したと述べた。
なぜ仕掛けたのかという質問に対し、職員は上官の命令だと答えたという。

プリゴジン氏によると、仕掛けられた場所は後方地域であるため、敵に向けた爆弾ではなかった。
つまり、これらはワグネルの先頭部隊を迎え撃つためのものであったと考えられる。
ただ、いずれも爆発せず、けが人も出なかったという。

その上でプリゴジン氏は「これは公開むち打ち刑のようなものだったと推測している」とした。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-prigozhin-idJPKBN2XO1EZ