◆本当に「最強」なのか、つながりやすさやエリアをチェックしてみた

中略

・JR新宿駅構内

帰宅ラッシュ真っただ中でない20時半にもかかわらず、楽天モバイルの通信速度が3Gと変わらない3.82Mbpsにまで落ち込んでしまいました。

通信速度1桁台が常態化しており、より人が密集する朝の通勤ラッシュでは低速に拍車がかかりそうな楽天モバイル。しっかり対策しているauと雲泥の差で、使い勝手に如実に影響するとみられます。

・田園都市線渋谷駅
楽天モバイル、auともども4G回線ではありますが、楽天モバイルの通信速度が1桁台なのに対して、auは数十Mbps~100Mbps以上を叩き出しました。

なお、au回線を使っているとみられる地下駅で本家auとここまで大きく差が出てしまうのは、楽天モバイルで利用できるau回線は俗にプラチナバンドと呼ばれる「800MHz帯」のみであるため。

◆Rakuten最強プラン最大の弱点は「楽天モバイル回線の通信品質」
・そもそもauエリアと同等ではない
「業界最高水準のカバーエリア」「屋内や繁華街、高層ビルでもつながりやすい」など、一気につながりやすくなったかのようにアピールしていた楽天モバイル。

しかし前述のヨドバシカメラ地下のように、auが「プラチナバンドの4G」以外で整備しているエリアはつながらないため、さもKDDIほか大手3社と並んだかのようにアピールするのは、誇大広告ではないかと感じました。

・都市部、繁華街では楽天自社回線の品質問題が大きなネックに
そして特筆すべきなのが5Gの電波をしっかり掴んでいるかのように表示されていても、いざ通信すると4Gになることが多すぎる点。

「アンテナ4本、5G」のiPhoneを見て「楽天モバイルつながるようになったなあ」と感心していたら『5Gだと思った?残念、4Gでした!』となることが多く、3Gのような通信速度や頻発するパケ止まりに何度も閉口させられました。

また、楽天モバイル回線ではiPhoneのバッテリーが早く減るのも気になったところ。これは以前もお伝えした通り、電波が弱い場所や圏外だと携帯電話が接続先を探して出力を上げることによるもの。ネットワークが不安定だと電池にまで悪影響を及ぼすわけです。

全文はソースで
https://buzzap.jp/news/20230602-rakuten-saikyo-plan-area-network-quality-au-comparison/