日本ハム・新庄剛志監督(51)が故障で二軍調整中の清宮幸太郎内野手(24)に再び「体重減」を指令。チーム絶好調の裏で愛弟子に「痛烈口撃」を再開している。
【写真】ソフトバンク・柳田にきつねダンスを促す日本ハム・清宮
4日の巨人戦(東京ドーム)を14安打10得点の大勝で飾り、交流戦2カード連続勝ち越しを決めた新庄監督は試合後、報道陣にガッツポーズ。「これ(ガッツポーズ)、出るよね」と快勝にご満悦の表情を見せた。
無理もない。3日の試合は極度の不振に陥っていた主砲・野村が久しぶりに会心の一発を放つと、投げては先発・北山が投打に活躍。6回には細川が絶妙なスクイズを決めるなど、起用法や采配がズバズバとはまったからだ。
まず野村については「ジェイ(野村)には『とにかく当てにいくな』『ボールを振れ』と(前夜に)伝えたら、本当に(スタンドに)放り込みやがった(笑い)。期待に応えるわ~」。
7回3失点で、打者としても2安打を放った先発・北山に関しては「北山君、バッター転向? 調子悪いバッターは北山君にバッティング聞いて来い」とニヤリ。「打つ気出してバット出したらポテンヒット打ったり。あれが基本だと思うんだよね、俺(笑い)」と勝利の立役者をねぎらった。
これで〝あの男〟も復帰となれば、さらに勢いが増すというものだが…。話題が左腹斜筋損傷で戦列を離れ、4日の二軍戦で約1か月半ぶりに実戦復帰した清宮幸太郎に移ると、厳しい顔つきにひょう変。
結果は2打数無安打だったが「(映像を見て)いいバッティングしましたね。ライトライナーか…。でも、まだまだ(一軍に)呼ぶ気なんてない」と断言。そのうえで「しっかりこうスリムにさせてからね。太っているようじゃ(一軍に)戻さないですよ。今(チーム)調子いいんでね。(清宮が)入ってくるスペースはない」とキツい一撃を浴びせた。
故障中に太ったように見える清宮の姿に納得がいかないようで「映像見たら分かるから。もうシルエットがね。『デブじゃね?』ってなった。(スタイルが)良かったんだから、去年は」。
それも期待の表れとはいえ…。再び始まった師弟関係の「体重バトル」。さて、どうなるか。
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