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しかし、これくらいではマシャヲタとしてはまだまだ初級。ドン引き必至の超上級マシャヲタが芸能界に存在する。それは、歌舞伎界のプリンス・四代目市川猿之助である。

じつは猿之助、高校生のころから『魂ラジ』の熱心なリスナーで、ハガキの投稿をするほどのマシャヲタだった。しかし、驚くべきは、その愛情の伝え方である。

昨年、福山が出演した『A-Studio』(TBS系)によれば、猿之助はなんと、ラジオ番組宛てに当時の「市川亀治郎」名義で、万札を現金書留で送付!さすがの福山も「こわい」と思い送り返したらしいが、その出来事を「ファンであるという感謝の表現を現金でしかできなかったんでしょうね」と語っていた。

とはいえ、このストーカーレベルの盲信さが縁となり、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』で憧れの"マシャ兄"と共演を果たした猿之助。まさにレジェンド・オブ・マシャヲタの名にふさわしいが、こんな荒技が通用するのは梨園のエリートだからこそ。福山に見初められるには、高すぎるハードルが待っているようだ。