>>202
オレ通AtoZで萌えは既に使われていたし、
2001年の時点で作者自身キャラ萌えと発言。


http://www.ailove.net/diarybook/diary2001a.cgi
6月12日
今回の講談社漫画賞の選考者評が、各雑誌に載り始めましたね。
「ラブひな」の評は、大方「ラブコメの王道」という感じでまとまっており、
これは私にとって非常にありがたいと言うか、助かる表現方法だと言えます。(^^;)

新聞や一般雑誌など、あまり漫画に詳しくない取材陣の場合、「ラブひな」は
「東大を頂点とした、学歴社会への風刺」などといった観点から評される場合が
多いのです。しかし、やっぱりそれは相当事実と違ってて。(笑)

漫画に詳しい評者ですと、「ラブひな」が過去のラブコメのパターンを踏襲し、
超高速で反復している点にはすぐ気が付きますので、「王道」と表現してくれ
るわけです。恥ずかしいお約束をそのまんまやるトコとかね。

しかし実際の購買層になると、「ギャルゲー的要素」だとか「キャラ萌え」だ
とか、はたまた「いもうと属性」だとか、そういう観点から「ラブひな」を
とらえている局面も多いわけで、特定のキャラ(例えばしのぶ)を愛好する
だけのファンも多いし、イラスト集としてしか見ていない読者もいるし、
「王道」という観点以外のファクターがずいぶん存在するのであります。

我々(この日記を見ているような人々?(^^;))のような、コミケやアニメや
ネットやHゲーをある程度押さえている「現場の人間」にしか分からない
テイストって、必ずありますよね。
それは、漫画賞にはおよそ馴染まないテイストですので、だからその点に
触れないでいただいて、良かった助かった、と評を見てまず最初に思ったと。(笑)

・・・それにしても、きうちかずひろ先生が「ラブひなを推した」と書かれて
いて、大感激。(ジャンル的に、普通考えられないと思うのですが。)
授賞式でサインもらってこよう!