大谷翔平の機動力は“諸刃の剣”…今季9盗塁もトラウトの前で動くのはむしろマイナス【大谷翔平 悲願のプレーオフ進出「100の壁」】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
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大谷翔平(28)の機動力が裏目に出かねない。

日本時間8日のカブス戦では2-2の同点の五回、四球で出塁すると3番トラウトの打席で立て続けに二盗、三盗に成功。今季9個目の盗塁で好機を演出したが、主砲は空振り三振に倒れて追加点を奪えなかった。

 大谷は出塁すれば自身の判断で走ることを許される「グリーンライト」を与えられていることもあり、9盗塁はチームトップ。

大谷が持ち前の機動力を生かして次の塁を陥れれば、好機は拡大する。しかし、大谷、トラウトの打順の並びで大谷の盗塁が得点に結びついたケースはほとんどない。リアル二刀流1年目の21年の序盤こそ、大谷の盗塁後にトラウトが2本塁打を放っているが、好機を生かしたのはこれだけ。同年の中盤以降は打順が同じ並びで大谷は5盗塁しながら、主砲は5タコ4三振に終わっている。

 トラウトはこれまで自身の打席で走者が動くことに関して不満を漏らしたり、首脳陣に注文を付けたりしたことはない。あくまでもチームの勝利を優先しているからだが、結果が出ていない以上、打撃に集中できていない可能性は否定できない。