https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tut/530705

「死の淵を乗り越えて今がある」美を追求する胃を全摘出した49歳“ポジティブ美魔女”が語る「自分で自分を幸せにする方法」

胃がんで胃を全摘出しながら「美」を追求するコンテストに挑む魅力的な女性が富山にいます。49歳の浜木真紀子さん。ついた名前は「ポジティブ美魔女」です。波乱に満ちた彼女の人生と、がん患者に勇気を与えようとする活動とは…。

鍛え上げた腹筋に、光る笑顔。富山市の浜木真紀子さん49歳です。
「辛い。ストイックじゃないよね。あまあまですよ。私」
4年前…。
応募条件は35歳以上。日本一輝いている女性を決める「美魔女コンテスト」に出場しました。そして出場者1000人の中から、ファイナリストに選ばれました。
浜木真紀子さん:「私は7年前に胃がんになり胃を全摘出しました。美しくいたいという強い思いが私の生きる力となり、辛い治療もリハビリも後遺症も乗り越えることができました」
壮絶なリハビリ、そしてパニック障害…
自己PRで、胃がんを患い、胃を全摘出したことを話したのです。20代から保険会社に勤め、仕事中心だった毎日。食事や睡眠は不規則で、胃の痛みが日常的なものになっていました。

37歳の時、軽い気持ちで受けた内視鏡検査で胃がんがみつかります。リンパ節の転移も始まっていました。医師から告げられたのは、「胃の全摘出」。