東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件でぬいぐるみの製造・販売を行う「サン・アロー」の元社長ら2人に対して執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

「サン・アロー」の元社長、関口芳弘(せきぐち・よしひろ)被告(75)と息子で前社長の太嗣(たいじ)被告(50)は大会マスコットを販売できるようにするため組織委員会の元理事高橋治之(たかはし・はるゆき)被告(79)におよそ220万円の賄賂を渡した罪に問われています。

東京地裁はきょうの判決で「有利かつ便宜な取り計らいを受けようとした」などと指摘しました。

そのうえで、「事実を認めて反省している」などとして、関口芳弘被告と太嗣被告に懲役1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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