ジャニー喜多川氏による性加害問題で、新たな告発者が口を開いた。1982年から1985年までジャニーズJr.に所属していた石丸志門氏(55)だ。

【写真】レギュラーの役を与えられ出演する石丸氏

 石丸氏は5月21日に自身のブログで「ジャニーさん、ごめんね」と題して、自らの性被害について綴った。この告白に気づき、本誌に知らせてくれたのが、すでに実名で被害を告白した先駆者である平本淳也氏(56)だ。

「志門は仕事がうまくいかず、住居も転々としているという噂です。彼は当時の仲間たちの中でも格別に純粋な男なんですよ。そんな彼にとって、僕がやった “暴露” は、仲間たちへの裏切りも同然の行為でした。だから告白した当時、志門からは激しく叱られたんです。

 でも、今回のブログを読むと『もう黙っているのはやめた』という憤りを感じました。心境に大きな変化があったのでしょう」(平本氏)

 記者が石丸氏に接触を試みると、1週間後に「洗いざらい話す覚悟があります」と石丸氏本人から電話があった。

 20年前に重度のうつ病を発症して障害者認定を受け、現在は生活保護を受けて暮らしているという。

 6月初旬、記者は埼玉にある石丸氏の自宅を訪ねた。築30年、家賃3万7000円の一間のアパートだ。生活は、隔月支給の22万円ほどの障害年金と、毎月2万円少々の生活保護費でやりくりする。

 だがこれまで、石丸氏は事あるごとに書籍やネットなどで、ジャニーズ事務所への感謝や青春の思い出を賛美とともに綴ってきた著名な存在だ。

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「シブがき隊や少年隊、田原俊彦さんの後ろでも踊りました」と自室で語る石丸氏。「告発をお金にしようなんて、これっぽっちも考え
ていません」

 ジャニー喜多川氏による性加害問題で、新たな告発者が口を開いた。1982年から1985年までジャニーズJr.に所属していた石丸志門氏
(55)だ。

 石丸氏は5月21日に自身のブログで「ジャニーさん、ごめんね」と題して、自らの性被害について綴った。(略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/69279d0f7c60b2c23e5ed03f986a6b4e2b302d0b