>>729 公安調査庁と接触してたことで疑われたんだろなぁ
中国で拘束の日本人2人 公安調査庁と“接点”か 極秘の裁判資料を入手「公安調査庁に中国スパイが…」懲役6年日本人が証言【news23】
2023年4月19日(水) 13:54
鈴木氏への判決文
「被告人は(調査官の)A、B、C、Dから依頼された中国に関する情報を収集し提供する任務を受けた。中国朝鮮関係などの情報を聞き取り、入手した情報をAらに提供した」
日中交流団体の元理事長で、政府関係者との勉強会などを頻繁に行っていた鈴木氏。
判決文に記された調査官らとは実際に面識があったといいます。そして中国に関する“意見”を求められたことはあったと話します。ただ…
鈴木英司氏
「(調査官から)『これはどうなんでしょうか』とは言われた。私自身も疑問を持てば、中国に行ったときに(関係者に)聞きますから。
これは私の疑問であって公安調査庁に頼まれたから中国に聞くわけじゃない。それが『スパイにあたる』と言われるのでは何も話ができない。
裁判のときも私は反対答弁をした」
一方、調査官だったとされるA氏は、面会後に数万円を渡してきたこともあったといいます。
中国関係の勉強会で講演料を受け取る機会も多かった鈴木氏は、受け取ってしまったといいます。
鈴木英司氏
「(情報を)取ってきてくださいと、頼まれたわけでもない。彼ら(調査官)と会ったのが浅はかだった」
公安調査庁との接点を「浅はかだった」と振り返る鈴木氏。
一方で、判決文で調査官とされていたA氏は当時、鈴木氏に情報収集の任務を依頼するため、接していたのでしょうか。判決文に記載されていたA氏を直接取材しました。
Q.鈴木英司さんとはどういう関係か?
判決文に記載 当時の「調査官」A氏
「なんだったかな。えーと。何かの研究会でいらしてた気がする。なぜその方に関して私が認定されるのか、私の側の問題ではないので」
Q.関東公安調査局の元調査官とあるが間違いか?
判決文に記載 当時の「調査官」A氏
「その点についても、私から何も答えることはできないと思う」
Q.鈴木さんを通して情報を得ていたか?
判決文に記載 当時の「調査官」A氏
「私はないですね」
A氏は、鈴木氏との面識はあるものの、情報収集については否定。調査官だったかについては、明確にしませんでした。
鈴木氏は帰国後、公安調査庁に説明を求めましたが、今も連絡はないといいます。
鈴木英司氏
「公安調査庁に謝ってもらう必要はないけども、真摯に私の言葉に耳を傾けてもらいたい。でないと、もっと出てくるんじゃないか、私のような人が」
一方、判決文で「公安調査庁」と記されていたのは鈴木氏だけではありません。入手した、もう一つの判決文にも「公安調査庁」と記されていました。
この判決文は、2015年に“スパイ行為”で拘束された日本人に対するもの。公安調査庁の指示で、中国政府の関係者から、情報を収集したとされています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/441735